夫婦2人で世界一周の旅に出発!現地から海外長期滞在の旅の様子をお伝えします。
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2005.11.10 
ウユニ塩湖3泊4日ツアー第2日目
ボリビア:ウユニ
  
 塩のホテルで一夜を過し、翌朝5時30分頃目が覚めた。塩湖の地平線で日の出が見れるかもしれないと思い早起きをした。朝は気温が低くおそらく0〜5℃くらいと思われる。防寒着を来て外に出てみた。が、あいにく雲が多く日の出方向には山があって日の出はよく見えなかった。連れのオーストラリア人のジミー君も外に出てきたが期待できそうにないので二度寝しに部屋に戻っていった。

 朝食は9時半ということでそれまで自由時間なのでホテル内外で時間をつぶした。朝食前後には見学だけの観光客が次々とホテルを訪問してきた。我々はまるで見世物のような気持ちになったが、ここに泊まれることを知らない観光客もいて時々ここに泊まっているのか聞いてきたりした。出発までまだまだ時間があるので、塩湖をもう少し散策することにした。






 30分も歩くとホテルははるか彼方に行き見えないくらいになった。周りは見渡す限り360度、塩の地平線と、その上の空、その下の塩湖しか見えない状態になり、甚だ非現実的な情景の中に放り込まれてしまったようだった。

 足元には多角形の模様があり所々塩の目のような穴が開いていた。その中には塩水の上に塩の結晶がうっすらと張っているのが観察された。不思議に結晶の形も美しく、装飾品のように見えた。


 12時に迎えに来る車が来ない内に、天候はどんどん変化し、曇りだった天気が我々の進行方向から青空が広がってきた。これもまた面白い状況で地平線の上が帯のように青くその他は真っ白という光景が広がってきた。





 
 そんなことをしているとようやく迎えの車が到着。13時になっていた。しかし車は昨日のものと異なり型が新しく最後部座席がすこしゆったりしていたので遅れて来てもそれはそれでOKだった。
 いよいよ第2日目移動開始である。ホテルの管理人家族の子供らが名残惜しそうに手を振ってくれた。
















 今日の目的地は魚の島である。なぜ魚の島というかというと、地形が魚のように見えるからということらしい。13時30分頃に出発した車は14時10分頃に到着。ここで昼食の用意をするので、30分程魚の島を見学してきて欲しいと言われ、入場料10B支払い丘の上に上がっていった。












 この島のサボテンは昔のインディオが植えたということで、樹齢何百年というものもあった。従ってかなり大きく高さは5〜7mくらいは優にあるものばかりで、原始時代にでもいるかのようだった。また見渡せば塩湖の白が広がっており、ここ以外にこのような光景にお目にかかることができないものばかりだった。




 さて島を回って降りてくると、観光客を乗せたランドクルーザーが十数台横付けされており、ここにはランチ用のテーブルも用意されていた。


 我々のツアーのランチはアルパカのステーキ、マッシュポテト、サラダだったが、殆ど似たようなメニューのようだった。それにしてもこのようなシチュエーションにピクニック気分を満喫させてくれた。



 15時50頃今日の宿泊地San Juanに向かって出発した。車が進むごとに塩湖から遠ざかり、次第に白から土の色に変わっていった。この間道はどんどん悪くなり、ガタガタと振動しながら、左右に揺さぶられながら走ること1時間30分、17時30分に小さな村に到着。そこがSan Juanだった。

 初めはまさかここに泊まるとはと思うほど鄙びていたが、部屋に案内されて落ち着いてくると慣れてきた。キャンプだと思えば上等だった。




 夕食まで時間があるので村を散策してみた。するとアルパカが遠くを走っているのが見えた。近づくとアルパカ牧場のようなところがあり、カメラを向けると視線が合ってしまった。アルパカはほんとにとぼけた感じで愛嬌があるのが何ともいえない。








 さて、夕食はスープとチキン照り焼き、ご飯、ジャガイモと人参の温サラダ。十分な食事と、ここでは1日ぶりにシャワーが浴びれたので気持ちよく過す事ができた。明日は6時に朝食、7時には出発するというので10時には皆就寝した。














 最後に今回のツアーメンバーを紹介。左からオーストラリア人のジミー、ガーナ系イギリス人のナナ、オーストラリア人のビアンカ、私、イギリス人のクリスである。