夫婦2人で世界一周の旅に出発!現地から海外長期滞在の旅の様子をお伝えします。
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2005.11.11 
ウユニ塩湖3泊4日ツアー第3日目
ボリビア:ウユニ
 









 
 San Juanの村で一夜を過し、翌朝5時30分頃に起き出して、今日こそは美しい日の出を見ようと外に出てみた。またもや日の出方向には山があったが、昨日よりは綺麗に見ることができた。しかし、日の出というのは反対方向の山々が次第に日光に照らされて色が変わっていくのを見るのも面白いのではないだろうか?上の写真は山の頂上に日の光が当り始めた所である。惑星地球の一端を見る思いがした。

 そうこうしているとあっという間に朝食の時間になりさっさと朝食を食べ、トイレに行って、歯を磨いて出発の準備を整えていった。7時30分頃今日のクルーズは出発した。車ははるか彼方に見える旧火山を目指して走っていった。

 途中で野生のアルパカの小さな群れに遭遇しドライバーが気を利かせて速度を遅くしてくれたおかげで、いい写真が撮れた。白と黒の斑のアルパカはなかなか珍しいのではないだろうか?



 8時50分頃目的のVolcan Ollagueという火山麓に到着した。麓は流れ出した溶岩の丘が広がるところだった。ずーっと車の中だったので早速物陰で小さいトイレを済ませてから、景色をカメラに収めることに夢中になった。







 写真で見ると小さく見えるが、溶岩の丘は大きく肉眼でないと実感できないと思われます。スケールの大きさは実際に行ってみて感じてください。赤い矢印の所に晶子が両手を挙げて立っています。

 







 9時10分頃この場所を出発して車は一路ラグーンエリアに移動を開始した。しかしここからの道が悪路で、10〜20cm大の石ころがゴロゴロと道から突き出している所を上がったり下がったりするもので、まさにランドクルーズであった。

 この悪路を越えていくと9時55分、いよいよラグーナ・カニャーパ(Laguna Canapa)が見えてきた。下写真がほぼ全景である。広すぎて分かりにくいが、リャマが夢中で草を食み、フラミンゴが静かにたたずむ湖である。水辺に近づくと足元は湿地帯になっている。
    愛嬌のあるリャマ、遠くにフラミンゴ



 しばらく見とれていた景色だが次なるラグーン目指して10時15分頃出発、15分程移動すると次なるラグーン、ラグーナ・ヘディオンダ(Lagune Hedionda)に到着した。こちらの方がより大きく、フラミンゴは近くに見えた。リャマがいないせいかもしれない。




































 
 見とれてしまう景色ではないでしょうか?10時55分この場所を出て10分くらいで次なるラグーン、ラグーナ・チアルコタ、さらに5分後のラグーナ・ホンダを通過し、火星のような景色が広がるところでしばし休憩をとった。(11時50分頃)










 ここから15分ほどでビスカチータス(Viscachitas)に到着。ここで昼食となった。この名前はビスカッチャ(ウサギ)がいる所ということでビスカッチータスということらしい。名前とはあまり関係ない風貌に少し違和感があるが面白い名前である。ちなみにそのウサギも見ることができます。









 一体何かと思われるような岩の塊だが上から見ると溶岩が次から次へと重なっては冷えてこのようになっただろうというのが見て取れる。













 ここでランチである。昨日に引き続いてピクニックである。景色とご飯で心もお腹も一杯である。


 ここを13時20分頃出発、13時40分アルボル・デ・ピエドラ(Arbol de Piedra)に到着。メキシコのラ・パスのバランドラ・ビーチで見損なったような岩に再び遭遇してしまいました。これ以外にも巨石がゴロゴロしていました。本当に惑星地球という感じです。












 14時にここを出発、14時30分頃最後の見せ場ラグーナ・コロラダ(Laguna Colorada)に到着。ここは国立公園になっているので入場料30Bを支払い、国立公園内の宿泊施設に泊まる事になった。宿泊施設は6人部屋になっているので、いわゆるドミトリーである。従ってセキュリティーに気をつけなければならない。私も観光気分で少し舞い上がっていたためアルパカのキャップを失くしてしまった。御用心である。また夜がとても寒く重い毛布を何枚もかけるよりは寝袋で気持ちよく寝たほうがいいかもしれない。我々は寝袋まで持っていないので、重い毛布と防寒着でしのいだ。さてそれはさておき、ここは赤茶けた色の湖である。展望台があるのでそこまで行って見渡すことができる。












 フラミンゴも遠くに見える。















   湖面の乾いたところを伝わって赤茶けたところに近づくと、乾いた
  ところがクレーターのようになっており、赤い鉱物と塩の白さと藻
  のグリーンが入り混じった沼地のようになっていた。















   湖面のある部分からは地下水が湧き出して流れ込んでいるとこ
  ろがあり、小川のようになっている。















  見下ろすと赤茶けた湖面が良く見える。















  
 白人たちもブーたれるドミトリーで一夜を過した。明日は朝4時起きで出発である。18時45分頃から夕食を食べ、皆諦めて夜8時頃に就寝となった。ちなみにここはシャワーもなく電気も制限されており、従ってキャンプよりマシと思って泊まるしかありません。夜はとても寒く0℃くらいになっていたと思われます。

(チリに抜けるツアーやラグーナ・ベルデまで見るツアーでは必ずこの国立公園内のこの宿泊施設に今のところ泊まるしかないようです。場所はとてもいいところだと思われますが。写真左の赤矢印)