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2005.11.18 Vol.1
カファジャテ渓谷とボデガ見学1日日帰りツアー |
アルゼンチン:サルタ |
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昨日昼頃サルタに到着してから、7月9日広場近くの旅行代理店を回り、色々とツアーのヒアリングをしてみた。サルタでは「雲の列車」という観光列車で標高4220mまで行き帰ってくる景観観光ツアーと、カファジャテ渓谷&ボデガ(ワイナリー)巡りツアーの二つを目当てにしてきたが、列車の方は現在メンテナンス中で稼動していないと言うことで、カファジャテ渓谷ツアーだけとなった。そこでカファジャテだけを目標に色々訪ね歩いていると一つだけ安く価格設定してある「Turisumo
de La Posada」というツアー会社に出くわした。価格は通常78ペソのところ、65ペソで、自社の車なので少し安くできると言うことだった。内容は他のツアーと変わりなかったのでこのツアー会社に決定した。結論から言えばこれでOKだった。
翌朝7時にピックアップしてくれるというので、6時過ぎに起きて待っていた。バスは7時20分頃に到着、我々以外にあと7人合計9人のツアーとなった。スタッフは英語の話せるガイドさん1人、ドライバー、それと先輩格のガイドさん一人がいた。1時間程してトイレ休憩、さらに1時間経過して、牧場レストランのような所で30分休憩となった。
ここの庭のベンチに座っているとまるでヨーロッパの田舎に来たような雰囲気でとても気持ちが良かった。
ここを9:20頃出発して約30分走ると第一の絶景ポイントとなった。
地層が押し上げられて横倒しになっている様をこのようなスケールで見ることはなかなかないと思われます。高さは200〜300mくらいありそうな岩の塊です。
この場所も数分でおしまい。10時頃次なるポイントは「悪魔の咽ぼとけ」と言われる絶壁に到着。何千年も前に滝だったところが地形の変化で干上がり滝でえぐられた後が残ったところです。写真右のような溝のような所を入っていくと、この絶壁が奥深く入り込んでおり、滝つぼの跡のようになっています。
鉄平石ような地層に囲まれたデカイ溝の中、削ぎ落とされた平たい一枚岩の表面を這い上がっていく。
最後はこのような絶壁のエンドとなっており、ここが昔の滝の跡というのがなんとなく分かる。
岩肌の表情が荒々しく、ミルフィーユをくねらせて作ったような所が面白い。(さて、このような大自然に出くわす観光になってしまってますが、決して我々はアウトドア派ではなく、車やバスで移動して来ているだけですから、皆さんもこの場所や、ウユニ塩湖ツアーなども普通に行けるところです。少し乗り物で疲れますが。) 絶景に圧倒され時間を忘れていたがスケジュールがあるのでたった15分の滞在だった。それでも充実した15分だった。
次なるポイントは昔大航海時代スペイン人の宣教師たちが現地人をキリスト教葬した十字架があるところでかつ見晴らしのいいところだそうです。後ろの山はグランドキャニオンに似てますね。
次なるポイントは巨石がゴロゴロしている中を走っていったところにあり、遠くに見える斜めの地層がタイタニックが沈没しているように見えるところです。
この後様々な巨石や地層の鮮やかな色(赤、緑など)を見ながら11時45分頃いよいよお楽しみのボデガ(ワイナリー)に到着。
ワイナリーの名前は「Domingo Hnos」。早速試飲させてもらった。最初はTorrontesという白ワイン。次はMalbecという赤ワイン。白の方はとてもフルーティで美味しく辛口だった。赤の方は薄く、フルボディ好きの我々には物足りなかった。カベルネの方も飲ましてもらったが、こちらも風味が薄く好みではなかった。
次なるボデガは「Vasija Secreta」。ここは他の観光客も多く大変混雑していた。
赤・白・ピンクと3種類を試飲させてくれた。しかし赤も白も風味が薄めだった。ピンクは白の甘みが赤に加わって他のものより美味しく感じた。ここはワイナリーの博物館のようになっており、創業当時の道具などが陳列されていた。出発前からワインの一つも買おうと思っていたが、風味が我々の好みでなかったので見送ることになった。残念。夜ペーニャに行ったときの飲んだ赤が美味しく、メンドーサ産だったのでそちらに期待しようと思う。
さて、2つのワイナリー後12時40分昼食タイムとなった。ステーキやヤギ肉のシチューなどを食べ、午後2時15分帰途につくことになった。午後一番の見所は、Los
Cadtillosというところで、断層が露出し、柱のようになっている所である。
次は、リャマに餌をあげさせてくれるポイントにやってきた。いままで色々な所でリャマを見てきたが、やはり餌をあげると近くでみれるようである。こんなに近くで見たのは初めてだった。
次が今日最後のハイライト。午前中に見た「悪魔の咽ぼとけ」をさらに規模を大きくし、内部がオペラ劇場のようにえぐれた所である。
内側から見るとこのようなドーム状になっている。人と見比べると高さがなんとなく想像できる。
もうひとつスケールが分かる写真を用意しました。矢印の人物が実際に壁に一番近づいたところです。
上部のさらにえぐれたところから滝が流れ出していたものと思われます。これを見終えて今日のツアーは一路サルタに戻ることになりました。途中農場レストランで休憩しながらの帰り道は来た道と同じでした。これがサルタから行くカファジャテ渓谷&ボデガ巡りツアーでした。
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