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2006.02.27
リオのカーニバル2日目〜第2組目MANGUEIRA
ブラジル:リオ・デ・ジャネイロ |
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2組目のMANGUEIRAは資金も潤沢にあるのか、独自の雑誌も出しているし、パレード前になると係員がさくさくとテーマカラーのピンクと緑の小旗を会場中に配って歩いた。
会場はMANGUEIRAのファンで埋め尽くされているような印象を与える。これも審査員へのアピールの一つなのかもしれない。
ガイドブックによると、ブラジルで最も人気のあるスクール(サンバチームのことはスクールと呼ばれる)で、多くの有名アーティストを輩出してきたそうだ。今年のテーマはサン・フランシスコ川に息づく動植物を表して、生命の喜びを称えるということらしい。
蝶やクチバシの大きな鳥のモチーフ、フラミンゴの羽のような飾りをつけた一団が通り過ぎて、いよいよ1番目の山車がやってきた。
それは昼間会場の外の大通りに出ていたものだった。昼間の曇り空の下で準備中だった山車は、今光輝いて本番を迎えている。昼間あの辺りに寝そべっていた人たちは裏方なのか、パレードに出場しているのか、とにかく今この瞬間を楽しんでいるに違いない。
テーマもよくわかったし、テーマカラーのピンクとグリーンが至るところにちりばめられていて、それでいてどの衣装も可愛いかった。山車の上の派手な役割の女性ではなくて、群舞で踊っている人たちに焦点が当てられている感じがして、このグループのファンが多いのもうなずけた。
1つのグループが終わると、物凄い勢いで掃除が始まる。これがまた鮮やかな働きだった。1組目の途中から、同じ升席にもう2人の日本人女性がやってきた。彼女たちはサン・パウロ在住で仕事をしているて、サン・パウロのカーニバルも見てこちらにもやってきたということだった。サン・パウロはいかがですかと質問すると、「リオのカーニバルの方が50倍くらい凄い!」としきりに感心していた。で、「掃除もこっちの方が素早いし、箒もいいの使ってるわー。さすがリオは違うわー」と掃除にも感心していた。なるほどねぇ。
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