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2006.05.30-2
ロンドン旅(6)〜ダ・ヴィンチ・コードの景色(ネタばれ的内容あり)
イギリス:ロンドン |
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ロンドンに来る少し前の5月17日、パリでダ・ヴィンチ・コードという映画が封切られていた。これに先立って、知り合いから「ダ・ヴィンチ・コードの舞台、パリにいるなんて羨ましい!」というメールを受け取ってから、「それって何?」という状態だった私達は、早速インターネットで調べて、どうやら世の中はダ・ヴィンチ・コードで盛り上がっているららしいということに気づいたのであった。
そこでロンドンに来る前に、丁度単行本3巻を読み終えたので、その舞台となった場所をできるだけ巡ってきた。
○テンプル教会
ロンドンにたどり着いた一行が向かった最初の場所がテンプル教会。
教会前の円柱の上に馬に乗ったテンプル騎士団の彫刻が飾られていた。
教会の入り口に張り紙あり。
「ダ・ヴィンチ・コード 真実とフィクション
テンプル教会のマスター、ジョーンズ氏が ダ・ヴィンチ・コードについて語る。
質疑応答あり
6月2日(金)と5日(月)午後1時から2時」
面白そうだ。
教会の礼拝堂部分と騎士団の墓地は離れていると思っていたが、そうではなくてすぐ隣にある。礼拝堂は教壇をはさんで向かい合わせに座るタイプが珍しく、ステンドグラスが美しい。
○ウェスト・ミンスター寺院
アイザック・ニュートンの墓があるという話だが、今回は中には入らずに外側からだけ、寺院を見てきた。(それでいいのか?)
小説によると、内部は迷子になりそうなくらい広いということなので、また時間をとって、ゆっくりと訪れたい。
○セント・ジェームス・パーク
導師が共犯者を殺害する場面がここ。殺害という場面には全くそぐわない健全で美しい公園。
大きな池の周りに気持ちのいい散策路が設けられていて、一方にバッキンガム宮殿、反対方向にはビッグアイが見える。小説ではここからビッグベンとウェストミンスター寺院が見えることになっているが、そのスポットがみつけられなかった。
○ナショナル・ギャラリー
小説の場面としてではなく、話の中で、ナショナル・ギャラリーは、レオナルド・ダ・ヴィンチの「岩窟の聖母」があることで登場する。
入場は無料。館内案内図には、各部屋の必見の絵画を紹介してあり、「岩窟の聖母」もその1つなので、どこにあるか見つけやすい。
この時期、この絵にはより多くの人が集まっていた。
いずれの場所も、そんなに気合を入れなくても、自然に散策コースに入ってくる場合が多かった。物語の場面を巡る旅って面白い。
ところで、英国観光局がダ・ヴィンチ・コードのロケ地のサイトを開いている。しかも日本語版がある。観光局の気迫を感じるサイトである。
「ダ・ヴィンチ・コードのロケ地を探訪する」
http://www.visitdavincicode.com/JPN/
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