夫婦2人で世界一周の旅に出発!現地から海外長期滞在の旅の様子をお伝えします。
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2006.08.23
フィルムコンサート(ラ・ボエーム、ヨーロッパコンサート)

オーストリア:ウィーン
 これまでにウィーンの市庁舎前で見たフィルムコンサートをまとめています。

○8月12日(土)
演目:オペラ「ラ・ボエーム」 La Boheme
作曲者:ジャコモ・プッチーニ Giacomo Puccini
演奏場所:チューリッヒ歌劇場 Opernhauses Zurich
出演者:Cristina Gallardo-Domas(お針子のミミ)、Marcello Giordani(詩人のロドルフォ)
指揮者:フランツ・ヴェルサー・モースト Franz Welser-Moest
録画年:2005年

 9月に入ってからウィーン歌劇場でラ・ボエームを見る予定なので、今日はその予習。いつものように日本語版のWikipediaでストーリーを頭の中に入れて、見に行った。

 パリが舞台で、貧しいボヘミアン達が共同で暮らす家を訪ねてきたお針子ミミが、ボヘミアンの一人で詩人のロドルフォと恋に落ちる。しかし、体の弱いミミを心配して、ロドルフォはミミに別れを告げる。しばらく月日が経ってから、ミミが瀕死の状態でボヘミアン達の家に運ばれてくるが、時既に遅し、ミミはロドルフォらの見守る中、息を引き取るというストーリー。

 ミミ役のCristina Gallardo-Domasさんは、チリのサンティアゴ生まれで、アメリカのジュリアード音楽院で学んだ人で、Marcello Giordaniさんはイタリア生まれだが、アメリカでもオペラデビューを果たしているということで、アメリカつながりで共演しているのかなぁと、勝手に想像している。

 ストーリーを読んだ時から、あららら、随分と悲しいお話なのねぇ。という感じではあったり、貧しい家の中での出来事なので唯一華やかな場面は、クリスマスパーティーの第二幕だけだった。見る前は、暗くて悲しい話は苦手だなぁと思っていたが、各場面で、しっとりと歌い上げられる二人の歌声が、悲しみをよく表現していて、意外にも面白かった。

参考:
Cristina Gallardo-Domas(http://www.gallardo-domas.com/index.html)
Marcello Giordani(http://marcellogiordani.com/index.php)

○8月13日(日)
コンサートタイトル:2006年プラハ ヨーロッパコンサートEUROPE KONZERT 2006 AUS PRAG
演目:全てモーツァルト作曲
Symphony No. 35 in D major “Haffner” KV 385
Concerto No.22 for Piano and Orchestra in E flat major KV 482
Concerto No. 1 for French Horn and Orchestra in D major KV 412/514 (386b)
Symphony No. 36 in C major “Linz” KV 425
作曲者:モーツァルト W.A.Mozart
演奏場所:プラハにある国立劇場
出演者:ベルリン・フィルハーモニー 
指揮者:ダニエル・バレンボイム Daniel Baremboim
録画年:2005年

 ヨーロッパ・コンサートは、毎年、創立記念日の5月1日にヨーロッパの有名なコンサートホールでベルリンフィルハーモニーが著名な指揮者を招いて演奏を行うという、1991年からの企画なのだそうだ。

 今宵の演目は、そのヨーロッパ・コンサートの2006年からだそうだ。モーツァルト生誕250周年ということで、演目は全てモーツァルト。しかもピアノコンチェルトが入っているということは、バレンボイム氏のピアノ演奏も聴けるという、大変お得感のあるコンサート内容だった。

 予想通りだったのは、バレンボイム氏のピアノ演奏。サラサラサラーッと弾いているのに、澄んで迫力のある音がガンガンと響いてくる。しかも、オーケストラを指揮しながら弾いている表情がとても楽しそうなのだ。

 で、予想外だったのはホルンコンチェルト。あまりホルンのソロを目にしたことがなかったのだが、今回のソロ奏者はバボラクRadek Baborakという若い男性で、子供の頃の顔が容易に想像できるポチャポチャっとした人だった。顔はポチャポチャっとしているが、演奏は確か。音がこけ易いホルンという楽器を、こんなに自由自在に扱える人がプロなのねぇ。演奏が終了した時の会場の割れんばかりの拍手、そして彼のとても嬉しそうな顔は、素晴らしい演奏故と思っていたが、後で彼がチェコ人だということを知った。そうか、プラハで聴いていたチェコ人にとっては故郷に錦を飾る頼もしい有望株という視線だったんだなぁ。彼もさぞや嬉しかったに違いない。

参考
Radek Baborak(http://radek.baborak.com/)



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