夫婦2人で世界一周の旅に出発!現地から海外長期滞在の旅の様子をお伝えします。
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2006.09.02
マリアヒルファー通りMariahilfer Strasseのおいしい情報

オーストリア:ウィーン
 マリアヒルファー通りはウィーンの地元の人に人気の場所だ。今日は天気もいいし、市庁舎前のフィルムフェスティバルで見たDVDを探しがてら、この通りをずーっと歩いてみることにした。

 この通りは西駅から始まって、東へと続き、1区のミュージアムクォーターの辺りで終わる。

 先日歩いた時は小雨がパラつく曇り空だったので、余りパッとしなかったが、晴天の今日は週末ということもあり午前10時過ぎのマリアヒルファーは既に人が多くて賑やかで楽しい雰囲気を醸し出していた。

 最初に出くわしたのは、路上でのピアノ生演奏。

 ピアノ販売店のプロモーションだ。よく見ると、弾いているのが日本人にも見える東洋系の若い女性。ちらとこちらを見て「うわー、見ないで、見ないで」というようにうつむきっぱなしだった。ここでピアノを勉強している学生さんが、アルバイトをしているのかもしれない。

 それにしても、ウィーンはピアノの生演奏が似合う街だ。日本でもシンセサイザーの路上プロモーションなどを行っているが、ピアノの生演奏は見たことがないなぁ。

 次に目に入って来たのが、オープンサンドのお店。握り寿司かと思うような美しい装飾のショーウィンドウには、手のひら大の長方形に切った黒い酸味のある薄切りのパンの上に、デコレーションケーキのように飾りをつけたオープンサンドが並んでいた。一つEUR0.99(=US$1.27、\225)。高いといえば高いのだが、あまりに洒落ていたので、ついフラフラと店内に入って買ってしまった。

 具は卵で作ったタルタルソースのような物をベースに、パプリカのソースをかけたり、ゆで卵の輪切りを載せたりしている。

 店内の照明もゆで卵の輪切りになっていて、内装は黄色と黒で統一されている。

 店の前にはオープンカフェも張り出している。

 ウィーンにこんなモダンな洒落た店があったのねー。ここに来るまでは、1区のシュテファン寺院周辺ばかりさまよっていたので、古いカフェや教会のイメージばかり持っていたので、意外だった。

  そしてそこから数メートル離れた所にも、同じようなオープンサンドの店。

 お店のたたずまいは、ちょっとチープな感じだが、売っているオープンサンドは美しい。

 こちらは魚やエビやキャビアもどきを輪切りのフランスパンの上に載せている。こちらはEUR1.9(=US$2.44、\432)と更にお高いのだが、こちらの装飾もまた美しく、ついフラフラと店頭で買ってしまった。

 後日オペラ座に入った時に、幕間のカフェに行くと、同じようなオープンサンドが販売されていた。贅を尽くしたオペラ座の天井の下で、着飾った紳士淑女がゼクト(発砲ワイン)を片手にこの美しいオープンサンドを召し上がっていらっしゃると、これぞ現代の上流階級という感じがする。我々はオペラ座では食べなかったが、ここでちょっと上流階級の味を試したってわけ。

 それにしても目的のDVDが見当たらない。書店と一緒にDVDも販売している店はいくつかあったが、CDとDVD専門の店が見つからないのだ。結局見つからないまま、マリアヒルファー通りを全部歩いてしまった。後から聞いたところ、サターンという大型電器店がモールの中に入っていて、そこのCD、DVDコーナーが一番充実しているのだそうだ。しかし、後で行ってみたが、クラシック音楽に関する限り、1区のゲルストナー通りにあるEMIと看板の出た店の方が充実していた。

 というわけで、ぶらぶらしがてら結局食べ歩きになってしまったマリアヒルファー通りだが、他には服飾や靴屋などが多く、感じの良いカフェもたくさんある。

 西駅から歩くと、マリアヒルファーに直角に交わるNeubaugasseという道にぶつかる。ここで左に曲がってNeubaugasseに入って2本目の道を越えた右手に、SchnizelWirdという安くておいしいシュニッツエル屋がある。EUR5で2枚も揚げたてのシュニッツェルがやってくる(何もつかないが)のだ。

 また、同じくNeubaugasseに入って2本目のSibensterngasseを右に入ってしばらく歩くと右手にSiebenstern Biergartenという人気のビアガーデンもある。

 この界隈は地元の人がよくくる安くておいしいお店が多いようだ。ウィーンを訪ねることがあったら、ホテルのコンシェルジュにマリアヒルファー付近で安くておいしいお店がないか訪ねると、当たる率が高いのではないだろうか。



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