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2006.11.06
雪化粧のカッパドキアと夕刻のローズバレー
トルコ:ギョレメ |
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11月5日、鉛色の空からとうとう雪がはらはらと落ちてきた。この旅始まって初めての雪ではないだろうか。
5日は宿に潜伏していたものの、雪は6日にはすっかりやんだ。今ならうっすらと雪化粧したカッパドキアが楽しめる!
ギョレメ村の端にそびえる丘の上からギョレメ一帯風景を楽しんでみようと、昼過ぎに宿を出た。
道路にはほとんど雪は残っていないものの、土産物屋のディスプレーの壺にはまだまだ積もっている。そこそこ降ったんだなぁ。
ギョレメの丘は、斜面に洞窟住居を使った宿などが立ち並ぶ一帯。かなり急な坂を上って、ふもとから15分ほども歩くと、丘の頂上に出る。
坂を上って左側に見下ろせるギョレメの村、丘のまっすぐ先にあるローズバレー、右側の景色、全ての景色がグレーがかった岩の上にうっすらと粉砂糖のような雪が残った風景になっていた。
この一帯を気球で散策するツアーも人気があるのだが、朝日を見ながら飛ぶのが一般的で、朝の8時にはこのツアーは終了している。ところが今日は、天候のせいか、あるいは雪が降ったので多くの気球が出たせいか、昼過ぎになっても1つの気球が浮かんでいるのが見られた。
一人EUR150〜220というお値段だそうだ(会社によって料金設定が異なる)が、今日は特に面白い風景だったに違いない。
こうして丘からの雪化粧を堪能して宿に戻ったのだが、あそこから見たローズバレー、夕方には真っ赤に染まっているんじゃないかと思うと、夕方またそわそわしてきた。
ということで、午後3時50分に宿を出て再び丘に向かったのだが、カッパドキアのこの時期の夕刻は4時をほんの過ぎた頃。
途中からぜいはぁと坂を走り上がって、ローズバレーに一番近いポイントに到達する前に、夕日がローズバレーに当たり始めてしまった。ああ、もう間に合わないー。途中でズームして撮影しつつ、更に先に進んだのだが、ビューポイントに到達した丁度その時に、夕日の時間は終了。
本当にあっという間のできごとだった。せめて午後3時半くらいからここに待機して待たなければいけなかったのね。ま、ぎりぎり楽しめたのでいいとしよう。
本日のカッパドキア観光は、この丘に2回登る、以上で終了。
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