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2006.12.15
コラ地区とスィガーラ地区
| エジプト:ハルガダ |
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ハルガダ最終日の今日は、安宿の集まるイッ・ダハールを抜け出して、最高級リゾート地区のコラ、中級リゾート地区のスィガーラを見学しようってことになった。いずれにせよ、浜辺でまったりするには寒々しいので、見学ってくらいが丁度いい。
例によって、浜辺で読む本をカバンに詰め込み、水着も用意せずにでかけることにした。
イッ・ダハール地区からコラ地区に行くには、まずミニバスでスィガーラ地区に行き、そこから別のミニバスに乗り換える必要がある。スィガーラまではちょっと距離があるのでEGP1(約20円)、スィガーラからコラまではEGP0.5(約10円)で行けた。コラ地区でバスを降りた時、料金徴収の少年がEGP1だろうと言い寄って来たが、EGP1札を胸に押し付けて走り去った。コラ地区は高級リゾート地区なので隙あらば外国人旅行者から少しでもかすめようとする。
シーズンオフのせいか、コラ地区はおそろしく閑散として人がいなかった。
何軒かあるレストランは単純なスパゲッティーでもEGP15(約300円)などと書いてあり、魚の唐揚定食をEGP3(約60円)で食べている私たちから見たら、全く魅力のない所に思えた。
最初は高級リゾートホテルのプライベートビーチで読書でもして戻ってこようと思っていたはずなのに、歩いているうちに二人ともイライラとしてきて、もう帰ろうということになってしまった。例によって口論の発端は食べ物。安いイッ・ダハール地区で朝10時半に昼飯を食べてしまおうという夫に、私が昼食には早すぎて食欲がわかないと突っぱねていたのだった。コラ地区で昼時を迎えたものの、気に入ったレストランが見つからず、「だから言ったじゃないか」と夫が切れ始める。マクドナルドで妥協しようと入ったマクドナルドこそが高い、ケンタッキーもピザハットも高い。むっきー!これじゃ食べる所がないじゃないか。折角お金を払うなら中華料理だと中華料理屋に向かうと夜からしか営業していない。
で、もう帰ろうということになったのだった。
ところが、来る時にはみかけたミニバスが全く見当たらない。すり寄ってくるのはタクシーと土産物屋の客引きばかり。タクシーはスィガーラまでEGP15で行くなどとミニバスの15倍の値段を言ってくる。空腹も手伝って、物凄い不機嫌の嵐のまま町外れまで歩いて行くと、ようやくスィガーラ行きのミニバスを見つけることができたので、バスに乗り込んだ。
バスに乗っているうちに、空腹のピークを過ぎた私たちは和解ムードになってきた。中級リゾートのスィガーラまで折角きたのだから、スィガーラのパブリックビーチに寄っていこう。
ところがまた、このパブリックビーチの場所がわかりづらい。地元の商店の人に聞いても、「パブリックビーチってナンですか?」などと言われて、またまた切れそうになってきた。地元の情報ぐらい押さえておけよ、ボケー!
いかにも観光客の白人家族がいたので、パブリックビーチの場所を聞いてみると、高級リゾートに滞在しているという英国人だったが、彼らもスィガーラのパブリックビーチ目当てに来たのに見つけられないという。誰も知らないというし、客引きはくるし、排気ガスで空気は悪いし。こんな所にはもういたくないから高級リゾートの自分の快適なホテルに戻るところなのだそうだ。やれやれ。じゃ、私たちも戻るか、とトーマスクックのあるロータリーまで来てから、最後にもう一度海の方へ道を曲がって、この先になかったら諦めることにした。
店もなくなり、やる気のない感じのエリアになってきた時、海側に作りかけの門のようなものが見え、そこに「Public Beach」という文字が見られた。あったー。でもやる気ないねぇ。
しかもパブリックビーチの入り口は「The Beach」という矢印とは逆の方向にあるんだから、一体どーなってるんでしょう。
とにもかくにも、入場料を支払って中に入った。金額を記録し忘れてしまったのだが、イッ・ダハールのパブリックビーチの入場料金EGP3.5よりも高かった記憶がある。
ビーチベッドは同じ値段でEGP5(約100円)だったが、空腹を思い出した私たちは、ビーチ内のレストハウスで食事をして、そこにそのまま居座ることにした。
ビーチで寝転ぶ白人たちは相変わらずロシア人だった。こちらの海の水も美しい。寒くさえなければ、入場料も安いし快適なリゾート地だ。
コラ地区で大分歩き周ったので、ビールを飲んで本を広げたらガクッと眠り込んでしまった。あー、気持ちいい。
こうして、このパブリックビーチで数時間を過ごして夕方イッ・ダハールのアッパーエジプトバスターミナルまでミニバスで戻ってきた。タクシーを全く使わずに過ごせたのは、かなり優秀、優秀。しかしくたびれた。
今回、紅海沿いのリゾートタウンとしてダハブとハルガダを訪れた。ハルガダは中級以上の旅行者に人気の場所で、ダハブからバスで1時間離れたシャルム・イッシェーフ程はホテル代も食事代もかからないだろう。
しかしバックパッカー客については、ダハブにお株を奪われているようだ。安い宿といってもダハブほど安くないし、ダハブのように雰囲気のよい海岸沿いの遊歩道や土産物屋街が存在しないので、イッ・ダハールの海岸沿いは閑散として見える。
安い宿でゆったりと過ごしたい人にとっては、やはりダハブの方が魅力的といわざるを得ない。ダハブには砂浜のビーチが存在しないという点だけ、ハルガダがダハブに勝っているが。
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