ホテル名 |
マンジャ・ホテル Manja Hotel |
場所 |
タクシー・ブルースの到着する村の市場から左に500mくらい歩いた先にある。途中に警察の検問所があるが、そこを更に200m先に進んだ左手。警官の気分によって検問所でID提示を要求されることもあったので、パスポートかコピーは持参しておいた方がいいようだ。 |
宿泊費 |
Ar18000(=US$9.40)/日(ツインルーム、ベッドは蚊帳付き、アメニティーは石鹸、タオルあり、トイレ・シャワー共同) |
設備等 |
敷地内にはいくつかの建物がある。道路に面して右側にあるレストランの会計カウンターがホテルのレセプションも兼ねている。レストランの左には地元の団体旅行社用の宿泊施設があり、その左に一番安いランクの部屋であるシャレーが建っている。シャレーの裏側に2階建ての客室がある。レストランの裏手から斜面を階段であがった先に、一番高級なシャレーがある。私たちが宿泊したのは一番安い道路沿いのシャレー。室内には、シングルベッドが2つ(各々蚊帳付き)、ベッドサイドに小さなテーブルが1つ、洋服ダンスが1つ、学習机のようなテーブルと椅子が1つずつある。照明は天井に一つ、ベッドの頭上の壁面に各々1つずつある。電源あり。共同のシャワーは4つ、トイレは2つ、我々のシャレーの裏手にまとまってある。宿泊中の洗濯は禁止。 |
風通しと
採光 |
シャレーは正面に扉、扉の横に窓、両側壁面に窓、壁と屋根の間に隙間。風が通らないはずがないという構造。窓はガラスがなく木の扉なので閉めると暗いが、開ければ明るい。一戸建てだからね。 |
目指していたChez Gaspard Bangalowsが予測よりも高い宿泊料金だったので(詳しくはSketch「宿を決めて温泉へ」を参照)、急遽こちらに変更。シャレーの見た目はシャビーだが、中は清潔で家具類も新しく可愛らしい感じが気に入ったし、シャワーとトイレも新しい作りのようできれいで清掃も行き届いていた。おまけに御主人が英語がしゃべれるとなったら、もうこっちにするしかない。
場所は村の検問所を出て更に200m進んだ場所なので村はずれとも言える。しかし、ホテルにはレストランもあるし、滞在日数が少ないし、村自体が小さいので不便ということはなかった。
部屋は前述したように家具が可愛らしいのは良かったが、私の方のベッドのマットレスを支える縦の板が1枚足りないために背中が板にあたってよろしくなかった。また、ベッドの頭上にある照明が暗いので、それだけで書物を読むのが厳しかった。夜間は冷え込む上に風通しがとても良い構造なので、寒さ対策が心配だったのだが、寝具が十分に用意されていたので寒くはなかった。寒いのに蚊は出没するので蚊帳があって大助かりだった。時にやぶれているのでガムテープがあるといいかも。
シャワーは素敵だ。熱いお湯がどんどん出てくる。難を言えば排水スピードが遅いので、あまり激しく使うと床に少し水がたまるかなぁというくらい。床はコンクリートの打ちっぱなしで、ブラシでゴシゴシ清掃してあるので、さっぱりしてきれい。
レストランはリーズナブルな値段で味も良い。宿泊していない人も食べにきているようで、昼も夜もそれなりに人が入って人気度がうかがえた。
ラヌマファナは国立公園が観光の目玉の小さな村だ。だから、都会のように一般の人が出張で利用するホテルというのはなく、全てが観光客向けのように見えた。我々が宿泊したのが一番安いと思うのだが、それでも通常高い料金で旅行していると思われる人も宿泊していて、その分、施設の清潔度やサービスは都会の同じような価格のホテルに比べると水準が高い。ここに来て逆にお得な感じがした。
※2007年04月30日現在の換算レートUS$1= Ar1915。 |