ホテル名 |
キャンプ・カタ Camp Catta |
場所 |
アンドリンギチャ国立公園の入口から5km離れた場所。アンバラバウからは、国道7号線をイファティに向かって35km進んだタナンバウTananbaoという地点から左に入って20kmの地点にある。 |
宿泊費 |
Ar18900(=US$9.87)/日(ツインテント、トイレ・シャワー共同)
※その他バンガローなどの宿泊費についてはSketch「アンドリンギチャ国立公園行き、計画浮上!」に詳細。 |
設備等 |
宿泊施設は持参テントあるいは常設テントのある一角、シャレー、バンガローと異なるタイプごとに集まっていて、中央奥にレストラン・バーがある。バンガローとキャンプ設備のある場所には共同のトイレ(4つ)と男女別のシャワールーム(各2つずつ)。お湯はソーラーに頼っているが足りない。夜はお湯をわかしてシャワー用に使わせてくれた。電気はジェネレーターを使うため、夕方5時半からのみ。カメラのバッテリーチャージなどに使う電源はレストランの隅にありソケットは5つ。食事は調理用具持参の人はテントの脇でお湯などを沸かしたりしていた。そうでない人はレストランのメニューから選択。常設テントは2人用のマットレスが入る大きさのみでやや小さい。テントには草葺の屋根がかかっているので、ロープがあれば洗濯物が干せる。 |
風通しと
採光 |
テントなので入口を全部開放すれば風通しは良し光も入る。 |
宿としては高級な部類に入るので、レストランやトイレやシャワールームは高級ロッジの趣で清潔感にあふれている。
レストランについて。昼のフルコース、夜のフルコースなどは各々US$11、US$16だが、アラカルトではUS$4からスパゲッティーやマダガスカル料理などが日替わりで用意されてて組み合わせて食べることも可能だった。料理はボリュームも味も満足できるレベル。人里はなれた奥地にあるので、飲み物や食事が高くなるのは当たり前だ。安くすませたいなら、食料・飲料を持参すべきだし、調理用具があるなら安くできるだろう。しかし、アクセスが悪いのであまり荷物が多いと移動が大変になる。どのようにここに行くのかと合わせて、食料などの荷物を考えるべきだろう。
来ているお客さんについては、テント持参の若いロック・クライマーから葉巻をくゆらして毎回フルコースを食べて高級ロッジに宿泊する白髪の老人まで様々。しかし、来るだけで時間も労力も費用もかかる場所なので、みんなアウトドア志向でお行儀が良い。
宿のスタッフはきちんとホテルスタッフマナーを教育されているマダガスカル人で感じがいい。ちゃんとした英語が話せる人はいないが、何とか通じる英語を話せる人は1人いた。
部屋ではなく狭苦しい常設テントなのに、町の通常の宿以上の宿泊費はかかるものの、宿全体の設備はとても高級感があり、気持ちよく滞在できた。
アンドリンギチャ国立公園は他の国立公園に比べるとロッククライマーに魅力の場所という特殊状況もあるせいか、あまり発達しておらず宿がここくらいしかない。従って、競争が働いていないためか宿泊費と食事は他に比べると割高だ。送迎サービスも高いのだが、例えばツィンギーで有名なベマラハ国立公園に行くための4WDのチャーター費用が1日18万Ar(約US$90)〜20万Ar(約US$100)であることを考えると、同じくらいのレベルなので特別にバランスは取っているのだと思われる。
フィアナランツァにあるホテル・クツヤニスが関係していて、ホテル・クツヤニスで予約が可能。宿までのアクセスの相談にも乗ってくれるが、ここでタクシー・ブルースを勧められても使ってはいけない。
私たちは、ここで呼んでもらったタクシー・ブルースのKOFIFIという会社とCamp
Cattaから先の交通について予約の契約をして前金を半額支払ったにもかかわらず、予約した時間に現れないという問題が起こり予定外の日程と費用がかかってしまった。ホテル・クツヤニスはKOFIFIに対する問題解決に対して協力はしてくれたが、金銭的あるいは失った時間に対しての責任は一切負わないという態度だった。
※2007年04月30日現在の換算レートUS$1= Ar1915。 |