夫婦2人で世界一周の旅に出発!現地から海外長期滞在の旅の様子をお伝えします。
目次Today's imagesTravel sketch食の楽しみPeopleAccommo旅行費用
Excursion移動の記録旅先で住むとしたら更新履歴日誌問合せAbout usENGLISH
北米
アメリカ合衆国
メキシコ
中米
ベリーズ
グアテマラ
コスタリカ
南米
ペルー
ボリビア
アルゼンチン
ブラジル
欧州
スペイン
フランス
オーストリア
ハンガリー
ブルガリア
中近東
トルコ
シリア
ヨルダン
北・東アフリカ
エジプト
ケニア
インド洋
モーリシャス
北・東アフリカ
マダガスカル
タンザニア
ウガンダ
南アフリカ
マラウィ
モザンビーク
スワジランド
南アフリカ
レソト
ナミビア
ボツワナ
ザンビア
アジア
インド
ネパール
オセアニア
オーストラリア
ニュージーランド
マダガスカル:ラヌヒラ Madagascar/Ranohira
滞在期間2007年05月05〜06日
ホテル名 ホテル・オルキデ Hotel Orchidee
場所 ラヌヒラ村の中心地、ANGAPオフィスのすぐそば。
宿泊費 Ar31600(=US$16.67)/日(ダブルルーム、蚊帳、トイレ・ホットシャワー付き)
他にAr16600 (=US$8.76)(ダブルルーム、蚊帳付き、トイレ・水シャワー共同)、Ar52600(=US$27.74)(ダブルルーム、蚊帳、トイレ・ホットシャワー付き)の合計3種類の部屋がある。
設備等 Hotel Orchideeと書かれた建物の1階は土産物屋で、ホテルの入り口はこの土産物屋の左側にあるレストラン。レストラン奥のバーカウンターがホテルのレセプションでもある。ここで手続きをして、土産物屋の裏手にある客室へ。客室でレストランに一番近いのが最も高級な新館。その次に平屋の一番安い木造の棟があり、その奥にコンクリート2階立ての中間クラスの棟がある。コンクリートの中間クラスに宿泊したが、各部屋の入り口に面した部分がベランダになっていて、部屋は広め。室内はダブルベッドルーム(蚊帳付き)、2脚の椅子を備えた机、部屋の右奥がトイレ、左奥がシャワールームになっている。ベッドルーム空間は板張りの床、シャワールームとトイレはタイル張り。タオルが2枚と石鹸が用意されていた。洗濯は禁止だが、レセプションでランドリーサービスを安価で受け付けている。下着1枚Ar200、Tシャツ1枚Ar300、ズボン1本Ar400だったと記憶している。室内に電源があるが、電気は午前11時から夜の11時までしか使えない。この時間以外は部屋の照明もつかない。
風通しと
採光
入り口側に窓があり、対する側は浴室とトイレだがどちらも窓があるので、風通しは良い。コンクリートの建物の2階は入り口側に視界をさえぎる建物がないので採光も良い。ただし、現在同じような高さの建物を建設中。あれが出来上がると景色は悪くなるが、前の建物との間に距離があるので採光には影響しないと思われる。
 スケッチでも宿探しのことを書いたが(Sketch「ラヌヒラでちょっとだけ宿探し」)、村の中心にはここと隣のバーニーの2軒くらいしか宿がない。次の候補は村から7分ほど徒歩で離れた所にシェ・アリスという安宿だ。しかし、シェ・アリスにはお湯の出る宿泊設備がないし、オルキデの隣のバーニーはお湯の出る部屋がオルキデと同じくらいの値段にもかかわらず、非常に埃っぽい古い部屋。

 朝晩の気温が下がるこの時季、お湯の出る適当な部屋を探したら必然的にオルキデになった。

 国立公園の管理事務所であるANGAPに近いし、目の前にはいくつも商店があり便利なロケーション。イラカカ行きのタクシーブルースも目の前から出る。

 オーナーは中国人の旦那さんとマダガスカル人の奥さんだそうで、ピカピカのレストランの料理はリーズナブルで味がとても良い。マダガスカル料理として認知されている中華麺のスープ・シノワーズやチャーハンのリズ・カントネーゼもおいしいし、メインに牛肉と野菜の中華風炒めが密かに入っているのがオーナーの国籍をうかがわせる。

 ホットシャワーの出る部屋は、私たちが宿泊した同じ価格帯のアンバラヴァウのホテル・ブガンビレと比べることでレベルが比較できるだろう。ブガンビレは室内はとても美しく、カーテンやリネン類も豪華な感じで、部屋の器としてはとても良かったのだがシャワーの水量が全く足りなかった。それに比べると、室内の豪華さはあまりないものの、それなりにちゃんとした清潔な室内装飾で、しっかりとシャワーが機能するのがオルキデだ。ただし、トイレの電球が切れっぱなしだったのがマイナス。

 洗濯はランドリーサービスを利用した。この辺りの水は、ホテルの部屋で利用するためには、薬品などを投入してお金と時間をかけて水を作っているはずなので、客室で洗濯されるのは困るのだろう。洗濯物は漂白剤を使って丁寧に仕上げられていたが、ギュウギュウと洗われたためか下着類がちょっと伸びて戻ってきた。

 英語を話せる中年のマダガスカル人男性が1人いたので、ややこしい話も大丈夫だった。おそらく奥さんだろうが、バーカウンターによくいる年配の女性、それから若い女性のレセプショニストも、物静かながら愛想はよく、スタッフの対応は全般によかった。

 この宿を出てトゥリアーラに向かいたいと英語の話せる中年男性スタッフに相談すると、翌朝5時に宿の前を通るトゥリアーラ行きのタクシー・ブルースを停めて乗せてもらえるように警備の人間に頼んでおいてあげるという話になった。この時の話では運賃は一人Ar14000だということだった。ところが翌朝、警備の男が車を停めてくれたのはいいが、一人Ar20000だという。妙に仕事熱心だと思ったら、一人Ar6000(=US$3.17)を自分の懐に入れようという魂胆だったらしい。こいつだけが悪だった。時間がかかってもいいなら、ここからイラカカ行きのタクシー・ブルースに乗り、イラカカからトゥリアーラ行きに乗れば通常料金でトゥリアーラに行けるはずである。


※2007年05月07日現在の換算レートUS$1= Ar1896。


表通りから見た宿の概観。
右側の白っぽい建物は土産物屋。
ホテルの入り口は左側のシャレー風の
レストランから入る。


レストランの建物のクローズアップ。
新しくて村でここだけ別世界のようだ。


レストランの様子。


コンクリートの客室の概観。


同じくコンクリートの客室の概観。
2階からは国立公園の岩壁も見える。
目の前に別棟を建築中。

室内の様子。

 

上:ベッドルームの左奥の扉から
入ると洗面所があり、
その右手にシャワー
ルームがある。

左:
トイレはシャワールームとは別。










2階ベランダからの眺め。
イサルの岩壁に朝日が当たりオレンジ色に輝いている。
このサイトを友人に知らせる
目次About Us免責事項著作権とリンク
(c)2005-2006 海外生活実践研究会 All rights reserved