|
|
|
|
ムバレ(Mbale)→ケニア:ナクル(Nakuru)
2007.10.07-08 |
ウガンダ→ケニア |
|
|
移動内容 |
|
10/07
16:00-16:16 |
宿からバス会社アカンバの事務所まで徒歩で移動 |
|
16:50-17:45 |
バス到着、乗り込み、出発待ち |
|
17:45-
10/08
02:08 |
ムバレからナクルまで大型バス(AKAMBA)で移動
バス運賃 Us18000(=US$10.43)/人 by 現金
18:50 ウガンダ側の国境到着、出国手続き
19:14 ケニア側の国境到着、入国手続き
ツーリストビザ代金 US$50/人 by 現金 |
|
02:08-09:25 |
アカンババスのナクル事務所で仮眠、7時に起床して9時25分までテレビを見ながら待機。 |
|
09:25-09:55 |
アカンババスのナクル事務所の人にタクシーを呼んでもらって、ナクルの町中にあるホテル・ムコーMukoにタクシーで移動
タクシー運賃 KSH300(=US$4.46) by 現金 |
|
※2007.10.01現在、US$1 = Us1761 = KSH67.33で計算。Usはウガンダ・シリング、KSHはケニア・シリングをあらわします。 |
ナイロビからインドのデリーに向かう飛行機を10月13日に予約してある。私たちの計画では、ケニアには7日間有効のトランジットビザUS$20で入ってナクルでナクル湖を見てからナイロビを出発するはずだった。
ムバレからナクルに向かうバスは夜行になるが、ケニアに入るのは夜出発したのと同日になる。ということで丁度1週間の滞在をにらんで10月7日の夜にムバレを出ることにしたのだった。
ウガンダとケニアの間にはスカンジナビアというケニアの大手バス会社が走っていたはずだったが、今年の6月に得た情報ではスカンジナビアは社員が不正に高い運賃を乗客から得て懐に入れていた汚職が発覚して営業停止になってしまった。以来ずっと営業停止のままなようだ。従って、2番手のアカンババスが今は台頭してきているようだった。
スカンジナビアが不祥事を起こす前の2月の時点、私たちはケニアの東海岸のモンバサでアカンバの事務所をのぞいたことがあったが、その時は2番手風情というかあまりちゃんとした会社というイメージがなかった。しかし、ここムバレのアカンババスの事務所にいってみると非常に対応がいい。発車時間の情報、ナクル到着時間の情報、到着した先のナクル事務所で仮眠が取れるかどうかの状況などハキハキと答えてくれた。この数ヶ月に1番手という自覚がここまで影響するものなのだろうか、それとも単にムバレの事務所の社員が感じがいいだけなのだろうか。いずれにせよ、ムバレの事務所はとっても感じが良かった。
1日前にチケットを購入した時に、この事務所で余ったウガンダ・シリングをケニア・シリングに両替してくれるかどうか尋ねるとKSH1=Us26で両替してくれるという。この情報をもとにインターネットで調べてみると、かなりいいレートだということがわかったので、当日出発直前に全額をここで両替してもらった。
バスはとっくに来ているのだが、なかなか乗せてもらえなくて、出発の17時になる10分前にやっと乗せてくれた。
アカンバのロゴが入ったTシャツを着た男達が荷物をバスの荷物入れに丁寧に入れてくれる。もちろん、荷物代金やチップは不要だ。アフリカを旅してきて、バスのロゴが入った服を着た人が荷物を入れてくれる場合は、荷物料金やチップは規定内(南アでは荷物の重さがある一定重量を越えると超過料金を取るバス会社もあった)ならば不要だ。逆にいい加減なローカルバス会社の場合で、目つきがあやしくてバス会社とは無縁の男が勝手に荷物を運ぶような場合は、必ずわけのわからない料金を徴収されるし、その事をバス会社に言っても無駄だった。とまぁ、アフリカの旅が終わろうとしてやっとこういう事がわかってくる。
バスはまずまずのリクライニングとクッションの効いた座席で一晩過ごしてもそんなに辛くはなさそうだ。
事務所の対応もよく、荷物料金も取られず、バスもまぁまぁいい。ただ、出発時間がアフリカンなだけ。10分前に客を入れ始めたってことは、定刻の17時には出ないよなぁと思っていたら、案の定45分の出発遅延。うーん、惜しいアカンバ。一流バス会社へはあと一歩だ。
18時50分にウガンダ側の国境に到着。出国手続きはいつもスムーズだ。
問題は19時14分に到着したケニア側の入国だった。事の詳細はSketch「ネパール行き手配とインドビザ」に書いたが、結局目指していたトランジットビザではなくツーリストビザを取ることになった。旅は時にままらない。ままならない事が起きるとかなりブルーになるのだが、振り返ればそれが旅という気もする。
私たちがケニア側で時間を取ったからというわけでもないだろうが、そこからのバスは気が狂ったように未舗装の真夜中の道を爆走した。バリバリと轟音が鳴り響き酷く振動しているのだが、いつの間にか寝てしまった。
午前2時。どこかに到着したようだと見回していると、バスのスタッフにナクルに到着したと告げられた。45分遅れて出発したにもかかわらず、予定よりも早いくらいの到着だった。バスの運転手は真夜中ということもあり、バスから事務所までほんの150mくらいの距離だが一緒についてきてくれて、無事に明るいアカンバのバス事務所の中に到着することができた。
今から町に入っても仕方ないので、事務所の待合室に並んだ椅子に荷物をくくりつけて座ったまま仮眠を取った。真夜中にもかかわらず事務所内には他のバスを待つ子供も含めた人々が数人いて、そんなに危ない雰囲気でもなかった。
朝7時に目を覚ますと、さすがに私たちだけになっていて入り口には鍵がかかっていた。ナクルのアカンババス事務所は椅子で寝なければいけない不便はあるが安全という面ではナイロビなどと比べるといいようだ。
あまり早くてもホテルに入れてもらえないかもしれないと思い、テレビをぼんやりと見ながら9時25分まで待機。バス事務所の人にタクシーを呼んでもらって、町までタクシーで移動することにした。タクシーを呼んでくれるといっても、電話するのではない。事務所の人が外にたむろしている車を持っている体のいい浮浪者みたいな人に声をかけてくれるってわけだ。ちゃんと動くのか心配なくらいの車で町まで移動。「地球の歩き方」に記載されていたホテル・ムコーはどろどろの外壁の建物で、廃墟かと思うくらいだったが、室内はまだ耐えられるレベル。そんなに長くもいないつもりなので、ここでよしとした。
|
|
|
|
|
|