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2007.05.01 Vol.2
アンドリンギチャ国立公園4日間トレッキングコース解説

マダガスカル:キャンプ・カタ

 Camp Cattaにある資料からアンドリンギチャ国立公園を4日間かけてトレッキングするというコースを紹介する。

 とはいうものの、2日目の資料を撮影し忘れたらしく2日目の行程の標高図がないのを御了承いただきたい。Camp Cattaの資料にはこの地図と共にその日の見所を紹介した文章もついていた。

 その日の行程は紫色の点線になっている。

○第1日目
Camp Cattaを出て川を渡りAndosy村を経て、1800mの岩山Col Sud du Dondyまで上り、キャンプ地のParc Belamboで宿泊。


○第2日目(地図なし)
Parc Belamboのキャンプ地から次のキャンプ地のAndriampotsyまで移動。スタート地点が1600mで宿泊地が2100mなので、500mの上昇。1日目がハードなので、2日目はややゆっくりのコースなのかもしれない。

○第3日目
キャンプ地のAndriampotsyからアンドリンギチャ国立公園最高峰のPic Boby2658mを経て、1600mのIataranombyで宿泊。


○第4日目
Camp地Iataranomby1600mからMananihoa川800mまで一気に下って、ANGAP(国立公園事務所)のあるMorarano村950mまで少し上がり、そこからアップダウンを繰り返しながら同じ950mのCamp Cattaまで戻ってくる。


 私たちはムララノMorarano村にあるANGAPを訪れたのだが、そこにもいくつかの情報があった。もし、この4日間のコースを行おうと思ったら、
・公園入園料
・公園内のキャンプ地使用料
・トレッキング前後の宿泊施設使用料
・ガイド料
・もしかしたらポーター料
・食料
などが経費としてかかってくるだろう。

○公園入園料
 まず2007年の公園入場料金は以下の通り。外国人の成人は
1日入園料 Ar10000(約US$5.26)
2日入園料 Ar15000(約US$7.89)
3日入園料 Ar20000(約US$10.53)
4日以上入園料 Ar25000(約US$13.16)
※2007年4月末でUS$1=Ar1853の実績を元に、US$1=Ar1900で換算。


○宿泊施設料金
これがちょっと不明なのだが、実はムララノ村のANGAPの建物の上が宿泊施設になっているのかもしれない。だとしたら、この表によるとツインルーム一泊Ar20000(約US$10.53)になるだろう。上で説明した資料はCamp Cattaを出発地とした場合のコースだったので、初日の公園入口にも宿泊施設があるとしたら、そこから出発してムララノ村で終了することができれば、1日目と4日目の行程が少し短くなるはずだ。しかし、その場合、交通をどうするかが問題だ。マダガスカルでは外国人はレンタカーができない。車を借りる時は必ず運転手も雇わなくてはならない。その場合1日の運転手と車のチャージは120ユーロとか150ユーロとか聞いている。トレッキングの距離が長くなろうと、Camp Cattaに宿泊する方が安上がりになる可能性が高い(Camp Cattaの宿泊料金や提供している交通費についてはSketch「アンドリンギチャ国立公園行き、計画浮上!」を参照)。

 ここはアンドリンギチャ入りする前にアンバラバウなどの1つ前の町で調査が必要だろう。

 公園に入ってからのキャンプ地使用料金は1ユニットAr5000のようだ。


○ガイド料
マダガスカルの国立公園はどこでもそうなのだが、必ずガイドを雇わなくてはならない。ANGAPではガイド料金のガイドラインを一覧表にしている。画面が見辛くて申し訳ないが、左側に公園内の地名、右側に1日、2日、3日、4日のガイド料金が表示されている。単位はアリアリAr。4日間続けてガイドを頼む場合にどのような料金になるのかわからない。

 私たちは1日のガイドをANGAPの事務所でお願いした。1日のガイド料金の記載がなくて、2日分の半額を支払うということで話をつけて、場所も近い所だったのでガイド1人分Ar17500を支払った。1人のガイドに4人までトレッカーがつくことができる。実際にはANGAPのガイドが1人とローカルガイドが1人の計2人がついてきてくれて、ローカルガイドは荷物まで持ってくれたのだが、料金は一人分のガイド料金だけだったのは良心的な感じがした。

 ANGAPの事務所でガイドを頼んだ場合は規定料金を適用するだろうが、私設の宿、例えばCamp Cattaなどで頼んだ場合にこの料金が適用されるかどうかは不明である。


 こうやって見てみると、アンドリンギチャ国立公園は見所も多く、なかなかやりがいのあるトレッキングコースに思える。岩山の見事さは南米のパタゴニアを思わせ、その割には寒くないので歩きやすいだろう。まだ開拓されていないので、交通や宿泊が大変かもしれないが、面白そうだ。

 このコースを研究していて、私たちは4日間コースの最後の1日の部分だけを行ってみることにした。といっても、出発地がIataranombyキャンプ地ではなくてCamp Cattaなので、Iataranombyまで到達できるかどうかわからないが、行ける所まで行ってみることにしたのだった。


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