|
|
|
|
2006.08.27〜28
ウィーンからグラーツ1泊2日の旅 |
オーストリア:国内旅行 |
|
コスタリカのトルトゥゲーロという海亀の産卵で有名な国立公園がある。2005年9月18日にトルトゥゲーロの亀の産卵を見るツアーの中に20代のオーストリア人カップルがいた。
亀が出没するまで、かなりの時間待っていた時に、彼らと色々と話をして知り合いになった。その後も、何度かメールのやりとりをして、「オーストリアに来るなら是非連絡ちょーだい。家は田舎だからゲストルームもあるし、泊めてあげられるから」と言われていた。それは素晴らしい!
そこで先月ザルツブルクに行く際に「もしザルツブルクの近くに住んでいるのなら、寄りたいので連絡くださいね」とメールしていたのだが、それから3週間、何の音沙汰もなく日々が過ぎていた。何か事情があって連絡できなくなっているのだろう。とあまり気にもせず、メールしたことも忘れかけていた8月の中旬、突然彼らからのメールが返ってきた。
キューバに3週間旅行していたので、すっかり返事が遅れてしまったこと。そして、せっかくだから我々に会いにウィーンまで来てくれるということが書かれていた。彼らの住まいは、ここから電車で2時間40分もかかるグラーツという所だ。第二次世界大戦の戦火を免れた旧市街は、ユネスコの世界文化遺産に指定されている観光地でもある。「それならば、私たちがグラーツに行きましょう。そのかわり、おしゃべりもしたいし、観光もしたいので、ついてはお宅に泊めていただけないだろうか」と、ずうずうしくも彼らの以前言っていた言葉を真に受けて、宿泊場所の提供をお願いした所、快諾!
急遽、この日曜日、月曜日1泊2日でグラーツの旅に出ることにした。
※期間中の食事の詳細は、本日の献立(2006/8/27)と本日の献立(2006/8/28)を参照ください。27日の夜のお母さんの手料理、素晴らしかったです。
グラーツは本当に小さな町なので、ウィーンからだと日帰りで何とか見所を見学できないことはない。しかし、ちょっとあわただしい。美術館などに入るならば1泊するくらいが丁度いいだろう。名物の時計台のある丘の上からの眺めは、レンガ色の屋根が広がる市街地に川が流れ、いかにもヨーロッパの町という感じ。うわーっという驚きはないが、しみじみと「いい町だなぁ」という気持ちがわきおこってくる所だった。
|
|
|
|
|