夫婦2人で世界一周の旅に出発!現地から海外長期滞在の旅の様子をお伝えします。
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ブラジル:ナタル(Brasil/Ntal)
滞在期間2006年3月22日〜26日


左:雨季でも多くの海水浴客で賑わうポンタ・ネグラ海岸。中:ジェニパブ海岸近くにあるラグーンに落ち込む
砂丘の風景。1日砂丘ツアーで訪れる。右上:ツアーはバギーで行くことが多い。右下:ポンタ・ネグラ海岸の
サーファー。

 ブラジルで東にでっぱった部分に位置するナタルは、リオ・グランジ・ド・ノルテ州の州都である。

 今回滞在した感覚としては、観光客が多く集まるのは、長距離バスターミナルから北東方面に行った旧市街と、バスターミナルから南東方面に行ったポンタ・ネグラ海岸。バスターミナルの観光案内所の人は、同じレベルの宿なら旧市街の方が安いと教えてくれたが、レシフェから来た我々は、レシフェの旧市街の治安が悪かったイメージが強く、旧市街を避けてポンタ・ネグラ海岸に滞在することにした。

 旧市街は立ち寄らなかったので治安の感覚はつかめなかったが、旧市街からポンタ・ネグラ海岸に向う途中までは、岩場の多い海岸で海水浴にはあまり適していないので、その意味でもすぐに浜辺でくつろげ、海に入って海水浴も楽しめるポンタ・ネグラ海岸に拠点を置いて正解だったといえる。他に旧市街とポンタ・ネグラ海岸の違いは、町並みだろう。旧市街は古い建物が多く、ポンタ・ネグラ海岸は新しいホテルやショッピングモールや住宅が立ち並ぶ。ポンタ・ネグラ海岸の方が広範囲に渡って町が広がっているので、はずれのホテルに滞在した場合、レストランや土産物屋が遠くて不便な思いをするのではないだろうか。こうしたホテルに滞在する人はブラジル人で車で移動来ているか、現地でレンタカーしているケースが多いように思われる。

 幸いにも、我々が宿泊した宿はは新しく店が集まってきている通りにあったので、手頃な値段のレストランやバーやコンビニエンスストアなど短期に滞在するには十分な店が徒歩圏内にあったので、問題はなかった。

 旧市街に滞在するにしても、ポンタ・ネグラに滞在するにしても、ここでの楽しみは様々な特徴を持つビーチを訪れることだろう。

 ポンタ・ネグラに滞在していれば、歩いてポンタ・ネグラ海岸に行くことができる。ここは海水浴もできるし、多少の波があるのでサーフィンやボディーボードを楽しむ人も多く、サーフィン教室なども行われていた。

 我々が宿で出会った旅行者は4日くらい滞在して、ナタルの北側の砂丘巡りのツアー、もっと北にあるサンゴ礁でできた天然プールでシュノーケリングを楽しむツアー、ナタルの南側にずっと続くいずれかのビーチを訪れるツアーなどに参加する人が多かった。観光案内所や旅行代理店に行くと、こうした各ビーチを訪れるツアーリーフレットが手に入る。どのビーチがどんな特徴があるのかを知る最適のツールなので、これを見ながら、自分の行きたいビーチへのツアーに参加するのがここでの楽しみ方のようだ。これらのビーチへは、もちろん公共のバスも走っているが、数人から聞いた話では、本数が少ない上に時間がかかり、苦労の割りに運賃が安くないので、ツアーに参加したほうがコストパフォーマンスがいいという話だった。全てにおいてそうだとはいい難いので、行きたい所がきまったら、ツアーに参加する場合と自力でいく場合のコストと所要時間をフロントなどで聞いて検討すべきだろう。

 様々な特徴のあるビーチにアクセスできるナタルだが、中でも、有名なのは砂丘とサンゴ礁でできた天然プールのようだ。ナタル旧市街から一番近い砂丘は、旧市街の北に横たわるポンテギ川を越えてその北のジェニパブ海岸から北側にある。各ホテルからバギーで行くツアーが催行されているので、それに参加するのが手軽だ。我々もこれに参加したが、丸1日バギーで楽しんで、とても満足できるツアーだった。また、我々は訪れていないが、ナタルの南部の33kmのところにもBuziosという砂丘で有名なビーチがあるようだ。

 サンゴ礁でできた天然プールはナタルから北63kmの所にMaracajau、南25kmの所にピランギPirangiというビーチがある。我々はピランギに行ってシュノーケリングをしたが魚の種類が多いわけではなく満足する所ではなかった。Maracajauの方がよかったかもしれない。

 他には南85kmにピパPipaというビーチがあり、やしの木に囲まれた海岸線の美しさがポイントだそうだが、ここへのツアーに参加したブラジル人は、とても小さなビーチで連れて行かれたレストランは高い食事しかなかったと不満足そうだった。

 さて、ポンタ・ネグラ海岸での滞在だが、現在の我々のスタイル(車を持たずにリーズナブルな宿に滞在して自炊する)で長期に生活するのは不便な所だという感想を持った。我々の滞在した宿はホステルにもかかわらずキッチンがなく、周囲にあるキッチン付きのホテルは料金が一般のホテルに比べるとかなり高い。1軒だけみつかった良心的な価格の所は家具付きアパートで契約は月単位だと言われた。また、周辺には大型スーパーがなく、たとえキッチンがあったとしても、日々の買い物には車が必要な状態だった。つまり、ここで快適な滞在をしようと思ったら、かなりの住居費を覚悟して車もあったほうがいい。そこまで考えると、そのコストに見合う魅力がここにあるかどうかはかなり疑問だ。

 最後に治安についてだが、夜はポンタ・ネグラにしかいなかったので他はわからないが、ポンタ・ネグラに関する限り、安全な感じだった。海岸沿いに遊歩道があり、夜遅くまで照明が明るくレストランやバーで賑わっている所が多く、そうした賑わいのある所なら夜も出歩けるようだ。
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