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2007.01.23〜25
カイロからバハレイヤオアシス、そして砂漠ツアー |
エジプト:国内旅行 |
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エジプトはナイル川西岸がずーっと砂漠になっていて、所々にオアシス都市が点在している。
これらのオアシス都市を拠点にして砂漠に繰り出していくツアーというのがあり、リビア国境に近いスィーワ・オアシスとカイロから一番近いバハレイヤ・オアシスが観光客に人気の砂漠オアシスになっている。
事前の情報では「スィーワ・オアシスの方が人気がある」と聞いていたので、スィーワに行こうと思っていた。しかし、カイロで生活しているうちに、実際にスィーワに行った人、バハレイヤに行った人に出会い両方を比べることができた。
話を聞いてみると、かつてはスィーワの方が人気だったそうなのだが、今や時代はバハレイヤ。多くの旅行者はバハレイヤに向かうためスィーワは静まり返っているという話だった。スィーワに行った人の話では、その秘境ぶりがかえって良かったそうなのだが、私としては観光客に人気のオアシスを選ぶことにした。秘境というのは響きはいいのだが、えてして競争がないために行っている観光の質が悪い印象がある。人気の場所に行くと、それなりにうるさい目にはあうのだが、各ツアーが競い合って、よりよい観光ツアーを組もうと努力するために値段も落ちて、質も良くなる傾向があるように思ったのだ。
ということでバハレイヤに行こうと丸山さんに話しをすると、「むむむ、そりゃぁ人数を集めていかないと難しいことになるかもしれませんぜ」と言われた。バハレイヤ発の砂漠ツアーで多くの人が行っているのは、車を借り切って、砂漠を走り回り、砂漠の中で一泊して翌日も砂漠を楽しんで帰るという一泊二日のツアーなのだそうだが、価格の設定が車1台につきいくらという風になっているので、値段が頭割りになる。理想的には6人〜8人、せめて4人集めていかないと高いことになると心配してくれたのだった。
あらあら。と翌日の出発を控えて宿に宿泊している人に片っ端から声をかけ、上の階にあるサファリホテルにも勧誘に行き、張り紙も作って待っていたら、出発前日の呼びかけにもかかわらず3人が参加することになり合計5人。全員の了解を得て、5人で決行することになったのだった。ところが、思わぬ出会いから18人の大砂漠ツアーに参加することに・・・。
ツアーの詳細やツアー後の温泉の記録は、日付の部分のリンク、また移動の記録は移動の項目のリンク、宿の記録は宿名をクリックして詳細を見ることができます。
※期間中の食事の詳細は、本日の献立(2007/01/23〜25日)を参照ください。
久しぶりの団体行動で少し心配もあったが、メンバーがとても良い感じの人ばかりだったこと、主催者のモハメッドさんが若くてやる気に満ちたツアー催行者だったことで、とても楽しく過ごせた。
ヨルダンのワディーラムの砂漠も行っているし、砂漠なんて同じようなもんでしょうと余り期待もせずに行ったのだが、白砂漠、ニュー白砂漠の真っ白な奇怪な巨石は他に見たこともなく、同じとはいえあの夜空の素晴らしさは何度見ても感動する。
自然の造作には2つとして同じ物はないし、それぞれに特徴があって魅力的だ。自然を見て「飽きる」ということはないのかもしれない。次の砂漠はアフリカのナミビアになるだろう。赤い砂漠。これも今から楽しみだ。
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