夫婦2人で世界一周の旅に出発!現地から海外長期滞在の旅の様子をお伝えします。
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2007.02.15〜19
自力で行ったツィンギー・ド・ベマラハ国立公園
マダガスカル:国内旅行

 ムルンダヴァに到着してベマラハ国立公園行きについて検討した結果、先はよく見えないけれど車をチャーターするのでなく自力で行ってみよう!って気運が高まり、ムルンダヴァをタクシー・ブルースで出発する旅に出てしまった(検討内容についてはSketch「ツィンギー・ド・ベマラハ国立公園行きの検討」を参照、費用のことも掲載)。

 各日の詳細記録は日付のリンク先、移動の記録は移動部分の行のリンク先、宿泊先の情報はホテル名のリンク先を参照していただきたい。

05/15
(火)
06:10 起床。
06:32 ホテル出発
06:45 タクシーブルース乗り場に到着。
09:30 タクシーブルース出発。
10:45 バオバブ街道通過。
14:15 チビリヒーナ川に到着。船に乗り換える。
14:55 船出発。
15:25 対岸の町「ベロ・チリビヒーナ」に到着。
15:55 ホテル・スザンナに到着。部屋を見てチェックイン。

16:47 ベロ・チリビヒーナからツィンギー近くのベクーパカまでのタクシーブルースを出しているシャヒーナさんを訪ねるも不在
17:00 夕食
18:15 シャヒーナさんを訪ねるも不在。ホテルから電話してもらう
18:30 シャヒーナさんのタクシー・ブルースはないことがわかり、同宿のドライバーに同乗させてもらうことで決定。
19:00 部屋に戻り、シャワー、写真整理、コンテンツ作成。
22:00 就寝。
ホテル・スザンナ
Hotel Suzanna
05/16
(水)

06:30 起床。
07:10 朝食(パン、コーヒー、バター)
08:06 4WDでベクーパカに出発。
12:18 ベクーパカの対岸に到着。
12:25 渡し舟で対岸に渡る。
12:30 対岸到着。村に向かって2km歩く。
13:57 ホテル「タナンクアイ」に到着。
テントにチェックイン。休憩。ツインギー観光の準備を色々相談。
15:30 大ツインギーへの足を手配。村で4WDをもっている人に頼む。80000アリアリで妥結。
16:30 シャワー、休憩。
17:30 夕食オーダー。
19:05 夕食(チキン焼き、ご飯、ポテトフライ)
19:30 レストランのカウンターで、写真整理、コンテンツ作成。
20:00 テントに戻り休憩。
22:00 就寝。
タナンクアイTanankoay
05/17
(木)
午前
午後1
午後2
06:00 起床。コーヒーを飲む。
06:30 同宿のフランス人の車に乗せてもらい国立公園の事務所に向かう。
07:30 ANGAPで入園料とガイド料払いクルーズ開始
09:30 ピローグ・クルーズ終了。トイレ休憩。
09:40 小ツインギー内トレッキング開始。
13:35 トレッキング終了。しばし休憩。
14:10 ホテルに向け歩き出す。途中2件のホテルを訪ねて19日にムルンダバに帰る客の有無を聞いて周る。
15:30 ホテルに戻る。シャワー。
16:26 洗濯開始。
17:30 テントで休憩。
18:00 写真整理、コンテンツ作成。
18:50 夕食(ビール、サンドイッチ、みかん、バナナ)
20:00 テントに戻り休憩。
21:00 就寝。
タナンクアイTanankoay
05/18
(金)
日中
夕方から
06:00 起床。コーヒーを飲む。
06:43 チャーターした車でANGAPのオフィスへ。07:05 ANGAPオフィス到着。
07:30 ANGAPのオフィサー出勤。ガイド料を払う。同時に帰りの車探し。
07:40 大ツインギーに向け出発。
09:00 大ツインギー入口到着。レッキング開始。
09:23 シファカに遭遇。
09:45 洞窟を通り抜ける。
10:08 ツインギーのところでまたもやシファカ。
10:26 ビューポイントに到着。しばし眺める。
10:40 ブリッジを渡る。
11:19 スタートポイントに戻る。
12:23 ホテルに戻る。
12:30 昼食(コーラ、バナナ)食後休憩。
16:10 明日の車の探索と夕食
20:08 ホテルに戻りシャワー、写真整理、コンテンツ作成。シファカが映っている写真をホテルのオーナーに1枚進呈。
21:07 救世主登場。ミッシェル氏が明日我々をムルンダバに連れて行ってくれることになる。(10,000アリアリ、約50ドル)
22:00 就寝。
タナンクアイTanankoay
05/19
(土)
06:00 起床。コーヒーを飲む。
06:38 朝食(コーヒー、レモン)
07:00 歯を磨きピックアップを待つ。
09:00 家主のパスカルさんと雑談。
10:22 ピックアップの車登場。車を乗り換えるためバンガロー新設中の現場に向かう。
10:49 車を乗り換えムルンダバに向け出発。
10:58 早速最初のはしけで川を渡る。
11:13 川を渡りオフロードを走り始める。道はとても悪く車内で揺さぶられっぱなし。
12:20 ベクーパカから次の村に到着。バナナを昼食代わりに購入。道はとても悪く車内で揺さぶられっぱなし。
15:00 ベロ・チリビヒーナに到着。レストランでコーラを飲む。
15:20 レストランを出発。
15:35 ここで2回目のはしけに乗り川を渡る。
16:55 対岸に到着。再びオフロード走行開始。道はとても悪く車内で揺さぶられっぱなし。
19:21 ムルンダバのホテルに到着。10万アリアリ(約50ドル)を支払う。
19:40 隣のホテルのレストランで夕食(スープシノワズ、ボロネーゼ)
20:10 部屋に戻りシャワー。
21:00 就寝。
※期間中の食事の詳細は、本日の献立(2007/05/14〜20日)を参照ください。

 いやー、大変だった。普段は出発してから帰ってくるまで一応の交通手段を調べてから行く。今回のように無防備とも言える旅をしたのは始めてじゃないだろうか。で、結果はかなり悲惨。やっぱりちゃんと交通手段を押さえた旅をしたいものである。我々は冒険家ではないのだから。

 それにしても破天荒な旅のお陰で多くの人の好意に出会うことができたのは、不幸中の幸いだった。こういう行き当たりばったりのスタイルはもうしたくないが、いつもとは違った人々との出会いがあったのは確かだ。

 結局、コストパフォーマンスが一番いいのは4人集めて車をチャーターして行くことだ。しかも、私たちが利用したホテル・タナンクアイ Hotel Tanankoayの車チャーターなら一日Ar160,000でやっている。ホテルのサイトから申し込みが可能だ。このチャーター車を利用して、タナンクアイの常設テント(2人用テント1つ1泊Ar12000=US$6.30)に宿泊するのが、一番楽な方法の中では一番安いと思われる。

 ベクーパカの現状を見てみると、高いお金で旅行者がチャーターした車に空き席があると、村の住民が乗せてもらっている。おそらく料金はとても少ない金額あるいは無料で乗せてもらっているのだろう。だから通常の公共の交通機関であるタクシー・ブルースが走る必要がないのだと思われた。ホテルの数は最新の「地球の歩き方」に2軒となっているのが、私たちの知る限りでも5軒はあったので増えている。これによりもっと村の人がムルンダヴァ、あるいは途中までのベロ・チリビーナへ行く需要が増えて、旅行者の好意による空き席だけじゃ足りない状況になってきたらタクシー・ブルースが走るのかもしれない。

 今回のベマラハ行きで出会った人々の、この国立公園に対する評価はシビアな意見が多かった。つまり、あんなに費用をかけて行くにしては、そこまで満足できる景色に出会えないという意見だ。1組だけ、ベマラハ国立公園に恋焦がれて、写真や文献で研究してようやく来たというフランス人カップルだけは大満足していた。こういう強い思い入れがない限り、その他の世界の自然観光スポットとのコストパフォーマンスを比べると、今のベマラハ国立公園のそれは低いと言わざるを得ない。

 もっと道が整備されて、安い交通機関が出来上がってから訪ねても遅くないと思った。


 
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