夫婦2人で世界一周の旅に出発!現地から海外長期滞在の旅の様子をお伝えします。
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チリ:パタゴニア地方(Chile/Patagonia)
滞在期間2005年12月13日〜12月19日、2006年1月12日〜1月17日
 

左から、プエルト・モンのオソルノ山、プエルト・ナタレスから行くパイネ国立公園のトーレス・デル・パイネ、
同じくパイネのグレイ湖に浮かぶ氷河とパイネ・グランデ、プンタ・アレーナスのペンギン。
 チリ:プエルト・モン(Chile/Puerto Montt)
滞在期間2005年12月13日〜12月19日

 サンティアゴから南アメリカ大陸の南端の中間に位置するプエルト・モンは、ここから南がパタゴニアという、チリ側のパタゴニアの始まりの港町である。

 プエルト・モンを拠点として、南にインディヘナの文化を強く残すチロエ島、北には「チリ富士」の名で知られるオソルノ山、ペトロウェの滝、プジェウエ温泉などの観光地が点在している。外国人だけでなく、チリの国民にとっても人気の観光地である。プエルト・モンの北にあるジャンキウエ湖の西側湖畔には、プエルト・バラスやフルティジャールというドイツ移民の多い町があり、ドイツ風の街並みには、高級ホテルや土産物屋やカジノがあり、こちらに宿泊する人も多い。確かにこちらの方が町の雰囲気が良いのだが、プエルト・モンと比べると、宿泊施設もツアーも概して割高なようだ。因みにチリの人が気軽に参加するツアーはプエルト・モンのバスターミナル内の旅行代理店で申し込める。

 プエルト・モンでは、ホテルの他に、一般家庭が空き部屋を開放する民宿が数多くある。民宿といっても、本当に空き部屋を開放しているだけの所から、客用キッチン設備のある順ホテルのような所まで様々である。多くは長距離バスターミナルの近くに集まっているので、自分の目で確かめてから宿を決めるのが良いだろう。

 ここではできればキッチン付きの宿に泊まりたい。というのも、プエルト・モンからバスで5分くらい、徒歩で30分くらいの所に、アンヘルモという大きな魚市場があるからだ。新鮮な魚介類をここで調達し、サンティアゴででも買ってきた日本米、醤油、わさびなどで海鮮料理を味わうのがプエルト・モンの楽しみだ。

 さて、プエルト・モンを堪能して、他の土地に向う場合、バリローチェに向うことが多いようだが、プエルト・モンから更に南のプエルト・ナタレスやプンタ・アレーナス、またはアルゼンチンのウシュアイアまでは大型客船が出ており、船の中で数泊しながらフィヨルドを楽しむツアーも出ている。チリ人やアルゼンチン人の数人から、このツアーを勧められた。この辺りに住む人の間では、このフィヨルドクルージングは、憧れのツアーの1つということになっているらしい。しかし、日本人で体験したから直接聞いた話では、船の等級が低かったせいか、天候が悪かったせいか、かなり船が揺れてあまり愉快な思いをしなかったということだっが。因みに進めてくれたチリ人やアルゼンチン人の人たちは未体験者ばかりだった。この話をどう受け取るかは、人それぞれだ。

 プエルト・モンの夜、特に民宿の多いバスターミナルの付近は、人通りがとても少なくなる。夜遊びするような所も見当たらなかったため、夜は宿にいて、他の旅行者とのおしゃべりなどに当てたほうがよいようだった。昼間の治安は悪くなさそうだった。
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食事の記録1
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ペトロウエの滝の様子。エメラルドグリーンの水と
迫力のある水量。写真にはないが、後ろに控える
オソルノ山との姿と相まって、それは美しい景色。
 チリ:プエルト・ナタレス(Chile/Puerto Natales)
滞在期間2006年1月12日〜1月16日

 プエルト・ナタレスは、パイネ国立公園の入り口に位置する町である。起伏にとんだ自然の造詣を、トレッキングで存分に楽しむことができるパイネ国立公園は、パタゴニアのハイライトの一つとも言える。

 パイネ国立公園までは、日帰りツアーもあるし、公園までバスも出ている。プエルト・ナタレスでキャンプ道具や食料を揃えて、本格的に何日もかけてトレッキングを行う人も少なくない。我々も今回初めてパイネ国立公園を訪れて、その魅力に少しだけ触れることができたが、いやはや、とても1度で満足できる所ではないと実感した。

 プエルト・ナタレスの町は、パイネ国立公園という有名どころの拠点にしては気が抜けるほど小さな田舎町だ。宿もレストランもスーパーも2時間も歩き回るとすっかり把握できてしまうくらいの規模なので、到着してから気に入った宿を探してもよいだろう。

 町の規模にしては、肉屋やスーパーが充実していたように思う。自炊する人にとっても、またキャンピングするための食料を揃えるにも問題ない。アウトドアの人が集まる健全な町なので、夜は静かで安全な感じだった。
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パイネに初挑戦、1泊2日は初級の上コース?

Sketch(旅行記)南米
 −パイネ行きの準備
 −パイネ国立公園第1日目
 −パイネ国立公園第2日目
食事の記録1
食事の記録2
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ペオエ湖とその向こうにパイネの角をのぞむ。
湖にかかった橋を渡ったところにあるのはホテル。
 チリ:プンタ・アレーナス(Chile/Punta Arenas)
滞在期間2006年1月17日

 プエルト・ナタレスからバスで3時間の所にあるプンタ・アレーナスは、かつてはマゼラン海峡を渡る貨物船の往来で栄えた町である。町の中央広場には、今でもマゼラン像がたっている。

 町としては、今でも貨物の扱いがあるらしく、観光地というよりは港町という風情だ。ここでの楽しみは、ペンギンの営巣地を見に行くこと。車で行ける所と、もっと遠くで船の上からペンギンの大群を見ることのできる2種類のツアーがある。

 長距離バスは、バスターミナルではなく、バス会社のオフィスの近くの公道に停車するので、バスを降りたところに宿を紹介してくれる観光案内所はない。この辺りに来る頃には、ここより前の町でプンタ・アレーナスの宿情報なども入ってくることだろう。事前に情報を収集しておくか、予約を入れて迎えに来てもらうのがよいと思う。我々のように客引きについていくというのも一つの方法である。

 町の中心にはいくつかのスーパーもあるので、食料の調達は問題ない。夜は出なかったので様子がわからなかったが、あまり外に出ても楽しそうな雰囲気ではなかった。
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ペンギン一家。あどけない子ペンギンが可愛らしい。
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